【東京】県は20日、東京都千代田区の駐日インド大使館で、インド共和国との相互理解を促進するためのイベント「沖縄 DAY」を共催した。県の地域外交の一環。玉城デニー知事は自然環境、文化など観光地としての魅力と、情報技術による産業振興の現状を説明し「さまざまな分野での広がりを相互に取り組んでいきたい」と述べ、一層の交流促進に期待を込めた。
シビ・ジョージ駐日インド大使は相互の文化の厚みに触れ「文化体験を促進することで、両国の観光業間に強力な観光の架け橋を築くことができる」と応じた。沖縄科学技術大学院大学(OIST)など教育面でも「研究パートナーシップ、学生交換、共同プログラムには大きな可能性がある」と期待を寄せた。
イベントでは、観光をはじめ、県内のリゾートウエディング、沖縄ITイノベーション戦略センター、OISTからの説明があった。インドからはインド工科大学、対印投資促進機関などの関係者が概況を説明した。舞台では空手、琉球舞踊などが披露され、インドからの芸能も交え、互いの文化に理解を深めた。