名護市のマンションの一室で50代女性の遺体が見つかってから一夜明けた23日も交際相手の男性の行方は分かっておらず、県警が重要参考人として捜している。男性を知る女性は「男性はよく笑う真面目な人。『結婚するんだ』と聞いたこともある」と話し、思いがけない事態に驚いた。
県警は23日、マンションの鑑識作業に当たった。手袋やマスクを身に着けた作業着姿の警察官らが、鑑識のための道具などを手に現場を出入していた。住人らは「何があったのか」「普段は静かで平和な所なのに」など、困惑した様子だった。
現場は国道58号沿いにあり、数十メートル先には名護署もある。マンション入り口には警察官が配置され、付近のガソリンスタンドを利用する客らはしきりに気にしていた。