石垣市長が哨戒機に体験搭乗 海自「理解の深化、協力得る」 市民は「攻撃のリスク呼ぶ」と批判も 沖縄


石垣市長が哨戒機に体験搭乗 海自「理解の深化、協力得る」 市民は「攻撃のリスク呼ぶ」と批判も 沖縄 石垣市の中山義隆市長
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 【石垣】石垣市の中山義隆市長が20日午前に海上自衛隊第5航空群(那覇市)のP3C哨戒機に体験搭乗したことが分かった。

 海自は本紙の取材に「海自に対する理解の深化を図り、信頼、協力を得る」目的で海自から声をかけたと答えた。市や海自によると、新石垣空港発着で約1時間、石垣島の南や竹富島周辺の海上を飛行した。市長の他に市総務部長ら市職員3人も搭乗したという。

 市民からは「軍事的緊張や攻撃のリスクを呼び込んでいる」と市長の搭乗を批判する声がある。

 (照屋大哲)