【東京】南城市の古謝景春市長らは24日、内閣府で齊藤馨沖縄振興局長=写真左から3人目=と面談し、知念半島地域に国道331号のバイパス道路を整備するよう要望した。同市には世界遺産の斎場御嶽などがあり、観光客も多く集まるが、高台や避難施設に続く道路が足りず、災害時の避難経路を確保する必要性などを説明した。
古謝市長は「市内は住宅も増え、移住者も多い。コストコの開業も8月に控えていて、さらに人が集まるだろう。道路が足りず、混雑解消と避難経路の確保が必要だ」と話した。齊藤氏は「減災や防災など、道路の重要性は理解している。関係省庁と連携していきたい」と述べた。
23日には国交省を訪れ、副大臣の国場幸之助衆院議員と面談した。
(嘉数陽)