集会には県選出国会議員や与党県議らも参加し、変わらない基地負担や基地があるが故に起こる事件・事故への怒りと抗議の声を上げ「諦めず共に闘う」などと訴えた。
新垣邦男衆院議員は1995年の少女乱暴事件や96年の普天間返還合意から約30年となることに触れ「長い年月で基地負担は減るどころか増えている。もう我慢ができないと声を発し、一緒に行動していこう」と呼びかけた。
高良鉄美参院議員は95年の少女乱暴事件と昨年12月に発生した少女誘拐暴行事件に触れ「人間の尊厳をまた守れなかった。非常に悔しい」と語り、首相や外相、防衛相は「謝るべきだ」と強調した。
県議会与党を代表して登壇した儀保唯氏は、基地問題を巡り、これまで県民が行動し続けていたことが「土台」となっているとして「諦めないこと、訴え続けることが(若い世代にも)引き継がれている」とし、抗議を続ける重要性を訴えた。
(佐野真慈)