ワクチン後遺症、対策部設置検討 比嘉氏が第一声 宜野湾市長選 沖縄


ワクチン後遺症、対策部設置検討 比嘉氏が第一声 宜野湾市長選 沖縄
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 宜野湾市長選は1日告示され、無所属新人で前市議の桃原功氏(65)=立民、共産、社民、社大推薦=と、無所属新人で会社代表の比嘉隆氏(47)、無所属元職の佐喜真淳氏(60)=自民、公明推薦=の3氏が立候補を届け出た。3氏が市内で開いた出陣式・出発式には推薦する政党や団体の関係者や支持者が集まり、勝利へ気勢を上げた。8日の投開票に向けて支持拡大に走り抜く決意を固めた。

第一声を上げる比嘉隆氏=1日午前10時3分、宜野湾市野嵩(又吉康秀撮影)

 宜野湾市野嵩の選挙事務所前で出発式を開いた無所属新人で会社代表の比嘉隆氏(47)は「新型コロナウイルスワクチンの被害を市民に直接訴えたい。当選したら市にワクチン後遺症対策部を設置する」と述べ、支持を呼びかけた。


 比嘉 隆氏(ひが・たかし) 1977年7月24日生まれ。宜野湾市新城出身。沖縄国際大卒。国土交通省職員や本部町、宜野湾市職員を経て現在は磁気探査業。22年の宜野湾市議選、24年6月の県議選に出馬したがいずれも落選した。