宜野湾市長選は1日告示され、無所属新人で前市議の桃原功氏(65)=立民、共産、社民、社大推薦=と、無所属新人で会社代表の比嘉隆氏(47)、無所属元職の佐喜真淳氏(60)=自民、公明推薦=の3氏が立候補を届け出た。3氏が市内で開いた出陣式・出発式には推薦する政党や団体の関係者や支持者が集まり、勝利へ気勢を上げた。8日の投開票に向けて支持拡大に走り抜く決意を固めた。
時計の針を戻してはいけない。相手候補は本当に宜野湾市民の声を反映させた施策を行っているのかと議会で何度も論戦をした。私は市民が一番、暮らしが一番、市民の幸せのための92項目の政策を発表した。日米両政府に忖度(そんたく)する首長ではなく、市民のため、幸せのため、暮らしのために進んでいく。
政策として「4つのゼロ」を提案した。給食費、保育料、高校生までの医療費、国保税世帯の0~6歳までの国保税をゼロにする。4つのゼロで浮いた家計を他に回すことができる。子供の貧困問題対策の一助にもなるとの思いだ。あと91項目ある。皆さんに役立つ、幸せになるための政策を盛り込んだ。皆さんの後押しを受けて勝利に向けて前進する。皆さんのために市長になりたい。ぜひ力を貸してほしい。
<応援弁士>
希望を持てる市政を
玉城デニー知事 市政を6年前に戻してもいいのか。この選挙は前に進むか後に戻るかだ。後に戻してはいけない。市民の暮らしが一番。将来に希望を持ち、笑顔で暮らせる未来の宜野湾市をつくる。前を向いて歩く市政を桃原氏と一緒につくっていこう。
力を振り絞り当選へ
伊波洋一参院議員(選対本部長) 桃原は27年間、市議として市政に関わってきた。市民と共に普天間問題や爆音被害、PFAS、教育、福祉など市が抱える課題への政策を届けてきた。市政を引き継げるのは桃原だと確信している。一週間、力を振り絞り当選に結びつけよう。
市民に政治取り戻す
仲宗根哲連合沖縄会長 市政を途中で投げ出し、また戻ってきて市政を行おうとする。こういう人にこの宜野湾市を任せてはいけない。本来あるべき政治の姿に。国民、県民、市民のための政治を取り戻すために、連合沖縄は総動員で勝ち抜くことを誓う。