来年2月に任期満了を迎える浦添市長選に向け、現職の松本哲治市長は12日、4期目を目指し出馬することを表明した。
市議会9月定例会で、経済界などが提唱する、那覇空港と沖縄本島西海岸の基地返還跡地を一体的に開発する「GW(ゲートウェイ)2050PROJECTS」に関する具志堅興一氏(自民党・第4てだこ会)の一般質問に答えた。だが、質問と答弁は同日のうちに会議録から削除された。
松本市長は、同プロジェクトをはじめ、区画整理などの事業を進める必要性に触れ、「責任ある行動を取るため、市長として継続したい。前提として、来年2月の市長選に出馬を予定している」と答弁した。
松本市長は1967年10月生まれ、市宮城出身。米カリフォルニア大学バークレー校修士課程修了。NPO法人代表を経て2013年の市長選で初当選を果たし、現在3期目。
(藤村謙吾)
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