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【どんな人】北海道出身の伊東沖縄相、道の政策に精通も 沖縄との関わり薄く


【どんな人】北海道出身の伊東沖縄相、道の政策に精通も 沖縄との関わり薄く 皇居での認証式を前に首相官邸に入る伊東良孝北方・沖縄担当相=1日午後5時53分
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉数 陽

【東京】沖縄担当相に就任した伊東良孝氏は1日、首相官邸で報道陣の取材に応じ「担当する数が多い。しっかりやる」と決意を語った。伊東氏は内閣府特命担当大臣として沖縄北方担当、地方創生担当などの他、国際博覧会担当や新しい地方経済・生活環境創生担当など複数を兼務する。この日、沖縄の課題などに言及することはなかった。

 石破茂首相は2014年の安倍内閣で、当時新設された地方創生担当相を務めた経歴があり、伊東氏は「『思い入れのある担当で、しっかり頼む』という話を受けた」と述べた。取り組み内容について、具体的な指示はまだ受けていないとした。 

 沖縄北方担当相(地方創生担当相)で初入閣した伊東良孝氏は、北海道出身。釧路市長を2期務め、民主党に政権交代した2009年の衆院選で初当選し、農水副大臣や財務大臣政務官などを歴任した。

 現在、衆院沖縄及び北方問題に関する特別委員会の理事を務めている。地元の北海道に関する政策には精通しているとみられるが、これまで沖縄との関わりは薄い。

 (嘉数陽)