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沖縄県庁、配管を取り換えへ PFAS含む泡消火剤の流出受け


沖縄県庁、配管を取り換えへ PFAS含む泡消火剤の流出受け 沖縄県庁
この記事を書いた人 Avatar photo 石井 恵理菜

 県庁地下2階駐車場から発がん性などが指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を含む泡消火剤が外部へ流出した問題で、県は2日までに、本年度中に配管を取り換える工事に着手すると明らかにした。2026年度中に工事を完了させたい考え。

 工事は25年度から本格的に始まる県庁本庁舎の大規模改修の一環。泡消火剤流出があったことから、先行して地下駐車場の改修を始める。消火設備だけでなく、照明や換気設備も更新する。地下駐車場の工事に係る予算は約15億円。 

(石井恵理菜)