全国大会準グランプリを報告 恩納村商工会 ふるさと納税市場の活用で「全国の先駆け」


全国大会準グランプリを報告 恩納村商工会 ふるさと納税市場の活用で「全国の先駆け」 長浜善巳村長(左から2人目)に受賞報告をした平安名盛智会長(同3人目)ら=1月18日、恩納村役場応接室
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 【恩納】恩納村商工会の平安名盛智会長ら3人が1月18日、恩納村役場に長浜善巳村長を訪ね、21世紀商工会全国大会グランプリ部門での準グランプリ受賞を報告した。昨年11月にNHKホールで開催された第63回商工会全国大会での表彰状が1月に届いた。

 受賞のテーマは「伴走型で取り組む地域ビジネス事業」。事業概要は「ふるさと納税市場を商機と捉え、地域ブランド力の向上と会員ビジネスの拡大を狙い、恩納村ならではの“独自の返戻金”=観光関連商品(ホテル宿泊券、マリンスポーツ・工芸等の体験サービス券)が全国の先駆け」として評価された。

 長浜村長は「本事業の返礼品登録をきっかけに、地域の課題解決や会員事業所の経営力向上となり商工会の役割は大きい。ふるさと納税は環境保全や子育て支援に役立つ。豊富な自然資源やそれを取り巻く『ひと・もの・こと』のつながりで地域一丸となって取り組もう」と激励した。

(小山猛三郎通信員)