【本部】本部町商工会青年部OB会(山内昌則会長)は4月26日、同町の渡久地港で第20回カツオのぼり掲揚式を開いた。5月10日まで、約50匹が渡久地港周辺の空を泳ぐ。
掲揚式には町商工会などの関係者や、地元のサッカークラブや空手道場に通う子どもたちが参加した。子どもたちはカツオのぼりを揚げた後、歌詞をカツオのぼりに変えた童謡「こいのぼり」を歌った。サッカーチーム本部JFCの児童(12)は、本部町ならではのカツオのぼりに「本部だけ特別な感じがあっていい」と胸を張った。同チームの児童(11)は「カツオが食べたいな」と笑顔を見せた。
山内会長は、昨年4年ぶりに掲揚したことに触れ「たくさんの励ましや喜びの声をいただき、その一つ一つが今年の原動力となった」と感謝した。
(武井悠)