【那覇】NPO法人おきなわ環境クラブ(OET)が6月28日、国場十字路周辺と国場川沿いに咲くサガリバナ鑑賞のガイドツアーを開催した。参加者15人を2班に分けて、OECのガイド2人がそれぞれ案内した。
住宅地に大きなサキシマスオウノキが自生しているのを観察し、この一帯が昔は水辺だった名残であると紹介。水辺植物の代表であるサガリバナが多く残る理由を説明した。国場川沿いの三角公園周辺に咲くサガリバナの大木には多くの花房が垂れ下がり、圧巻の姿に参加者から歓喜の声が上がった。
具志から参加した60代男性は「毎週末に地域散策でウオーキングしながらサガリバナを見ているが、夜は違った趣があった」と夜のツアーに満足した。兵庫県西宮市からの参加者は「年に一度の風物詩という感じ」と語った。