【本部】フクギ並木で知られる本部町備瀬の公民館近くの民家で、17日ごろからコンロンカがピンクに色づき訪れる人たちの目を楽しませている。7年ほど前に植えた50センチほどの苗木が、高さ約3メートルにまで成長した。
「ハンカチの花」とも呼ばれるコンロンカは、がく片が大きな花びら(ハンカチ)のように発達して色づく。内側の小さい黄色の花もきれいで、暑さにとても強い植物で真夏に黄色の星形をした小さい花を咲かせる。
風が吹くとピンクのがくがひらひらと揺れる。フクギ並木を散策する観光客が写真撮影するなどしている。コンロンカを育てている宇茂佐初枝さん(81)は「朝起きて見るのが楽しみ」と“満開”を喜んでいる。 (上間宏通信員)