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長寿の秘訣は「自分でできることは自分で」 数え97歳祝うカジマヤーでパレード 沖縄市の新垣さん


長寿の秘訣は「自分でできることは自分で」 数え97歳祝うカジマヤーでパレード 沖縄市の新垣さん カジマヤー祝いでカチャーシーを踊る新垣ミヨさん
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 【沖縄】沖縄市泡瀬第一自治会に住む新垣ミヨさんの数え97歳の長寿を祝うカジマヤーが9月22日、地域住民らも参加して行われた。地域初となるパレードもあった。出発時の公民館前には、長寿をあやかろうと多くの住民が集まり「おめでとう」と声をかけ、手を握り合ったり、写真に納まったりする様子が見られた。

 公民館前のセレモニーでは、地域の三線愛好者や玉城流優楽会・安冨祖ヨウ子三線教室の生徒たちが「めでたい節」やカチャーシー、パーランクーなどで祝いを盛り上げた。新垣さんも笑顔でカチャーシーを披露した。

 新垣さんは紙の花飾りや風車などで装飾された車に乗り込むと、集まった方々に手を振り地域内の約2キロをパレード。沿道で寄ってくる住民に風車やあやかり菓子などを配った。

新垣ミヨさん(前列右)のカジマヤー祝いに集まった家族ら=9月22日、沖縄市泡瀬第一区

 新垣さんは若い頃に養豚や農業を営みながら、サーターアンダギーやムーチーなどの注文も受けて総菜の商売もしていたという。長男の直さん(66)は「洗濯、風呂、夕飯の支度も自分でやる。毎朝新聞を全ページ読むし、知らない漢字は調べて自分で書く。週1回、高齢者の施設へ通っておりその中で一番の高齢者だが、一番の元気者と担当の人も話していた」と笑った。

 ミヨさんは長寿の秘訣(ひけつ)を「自分でできることは自分でやる。早寝早起き、いつもぐっすり眠る」と笑顔で話した。 

(山川宗司通信員)