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キッズトライアスロンに小学生23人 伊是名島熱く 「88」参加者も交流楽しむ 沖縄


キッズトライアスロンに小学生23人 伊是名島熱く 「88」参加者も交流楽しむ 沖縄 いぜなキッズトライアスロン大会でスタートする3、4年生たち=2日、伊是名村
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報朝刊

 【伊是名】伊是名村で2日に「第24回いぜなキッズトライアスロン大会」、3日に「第37回いぜな88トライアスロン大会」が開催された。

 キッズ大会はトライアスロンの競技を通して、健康でたくましい児童の育成と、島内におけるトライアスリートの底辺の拡大を図ろうと、教育委員会主催で行われており、伊是名小学校の児童23人が参加した。

 当日は風が強くスイム競技は中止となったが、ランのみの1、2年の部、ラン、バイクの3、4年の部、5、6年の部の3コースで行われ、選手たちは力いっぱいコースを駆け抜けた。競技の結果は翌日の本大会の表彰式でも表彰された。

 児童たちは力を出し切った様子だったが閉会式で照屋巧教育長の大会の感想を問う呼びかけに「楽しかった」と元気に答えた。

いぜな88トライアスロン大会でスイムをスタートする参加者たち

 「いぜな88トライアスロン大会」は風光明媚(めいび)な伊是名島を舞台に個人競技217人、リレー15チーム45人のアスリートが参加した。村民との交流も魅力の大会で、スイム、バイク、ランで88キロという長距離を沿道の熱い声援に支えられながら前へ進んで行った。

 レースを終えた選手たちはふれあいパーティーで盛り上がり、みな良い笑顔で交流を楽しんでいた。

 仲間6人と参加した神奈川県の正戸知穂さんは今回が初参加。「チーム全員が完走できたことが心からうれしい。島の方々の温かい声援に支えられ素晴らしい大会だった」と笑顔で大会の感想を述べた。

 (比嘉陽子通信員)