サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の沖縄SVは19日、沖縄市陸上競技場でヴィアティン三重とホーム最終戦を行い、1―0で勝利した。通算成績は7勝15敗5分けで勝ち点は26。順位は最下位の15位のまま。
前半は互いにせめぎ合いが続き、ゴール前でチャンスをつくったが無得点のまま折り返した。後半も膠着(こうちゃく)状態がつづいたが、終了間際に左コーナーキックからのクロスをDF安藝正俊が頭で決めて勝利を手にした。安藝は2試合連続のゴール。
試合後は髙原直泰の引退セレモニーが開かれ、「選手としての髙原直泰を支えてくださってありがとう」と両親や周囲の関係者に感謝を述べた。「ここまでやりきって、楽しみながらサッカーをすることができた。サッカー選手を目指した原点に戻って、多くの人がサポートしてくれたように子どもたちに夢をかなえるきっかけを多くの人たちとつくり上げていきたい。これからやるべき仕事がスタートする」と思いを込めた。
今季最終戦となる次戦は26日、東京都の武蔵野市立武蔵野陸上競技場で東京武蔵野ユナイテッドFCと対戦する。