山内＆並里、ウチナーンチュコンビも会場沸かす　岸本にダブルチーム　Bリーグオールスター戦

　沖縄県内では初めて開催され、3日間の日程で過去最大規模となったBリーグの祭典「オールスターゲームウィークエンド2024IN沖縄」が14日、大盛り上がりの中、開幕した。最終日はメインイベントのオールスターゲームが行われ、「B・WHITE」が128―123で「B・BLACK」に勝利し、24得点した「B・BLACK」の岸本隆一（琉球ゴールデンキングス）がMVPに選ばれた。オールスターゲームには岸本のほか、キングスから今村佳太、ジャック・クーリーが「B・BLACK」、県出身の山内盛久（三遠ネオフェニックス）、並里成（群馬クレインサンダーズ）が「B・WHITE」で出場した。

　「B・WHITE」のメンバーとして出場した県出身の山内盛久（三遠）、並里成（群馬）は、岸本隆一を相手に楽しそうに対戦していた。

　13日に「（並里と）ダブルチームにいく」と宣言した通り、本番では岸本のスローインに山内、並里がラインに張り付いて観客を沸かせた。山内は岸本とポストアップしながら4得点。並里は守備で岸本とマッチアップし、3点弾を防いだ。

　山内は登場の時から花笠をかぶり、琉装姿でパフォーマーと一緒に出てくるなど盛り上げた。岸本、並里もプレーやリアクションで会場を沸かし、県出身の3人を中心に笑顔が続く時間もあった。

　試合後、山内は「このメンバーで、沖縄の地で沖縄の皆さんの前でプレーできるのは楽しい思い出で最高だった」、並里は「（今後）このような機会があるか分からないが、3人で沖縄を盛り上げられたらいいなと思うし、皆さんの心に届いてたらいいなと思う」とそれぞれ沖縄への思いを語った。

　（屋嘉部長将）