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意識の高さを共有 2年ぶりの重量挙げ、沖縄県代表が団体優勝 合同練習が実る<SAGA2024国スポ>第6日


意識の高さを共有 2年ぶりの重量挙げ、沖縄県代表が団体優勝 合同練習が実る<SAGA2024国スポ>第6日 重量挙げの男女総合成績、女子総合成績でそれぞれ2年ぶりの優勝を果たした県代表メンバー=10日、佐賀県有田町の歴史と文化の森公園焱の博記念堂(名波一樹撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 重量挙げの県代表が2年ぶりの団体優勝をつかみとった。男女総合成績は18度目、女子総合は3度目の頂点。平良一悦監督(宮古高教)は「目標を達成できてとりあえずほっとした」と頬を緩めた。

 男女総合、女子総合ともに2位の県とわずか5点差と接戦だった。「誰かの1本がなければひっくり返る数字だった。県のために、と選手一人一人が役割を果たしてくれた」と振り返る。

 少年・成年・女子と代表メンバーで合同練習を重ねてきた。その中で培われてきたのが「意識の高さ」だ。団体戦への意識を共有し、互いに高め合った。さらには、国スポ(国体)の経験者が初出場の選手らと共に練習を行うことで、県代表として大会に臨む意識が受け継がれていくのだという。

 平良監督は「意識の高さが成功につながったのかな」と勝因を語り、「応援してくれた人たちがいるから選手もみんな頑張れた。県民にも感謝だ」と笑顔だった。

 (名波一樹)