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日本バスケ協会の三屋会長「今後も沖縄バスケの発展に協力」 W杯の支援に感謝 沖縄県庁で玉城知事と面談


日本バスケ協会の三屋会長「今後も沖縄バスケの発展に協力」 W杯の支援に感謝 沖縄県庁で玉城知事と面談 玉城デニー知事(右から3人目)に感謝を示す三屋裕子日本バスケットボール協会長(同4人目)=16日、県庁
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 玉城デニー知事は16日、今夏に沖縄市の沖縄アリーナで開催されたFIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)の日本組織委員会長を務めた三屋裕子日本バスケットボール協会(JBA)会長と県庁で面談した。三屋会長は「沖縄アリーナで開催していなかったら日本代表の逆転劇はなかったと思う」と感謝を示した。三屋会長と玉城知事それぞれが感謝状と記念品を贈呈し合った。

 三屋会長は日本代表戦の5試合のテレビ中継最高視聴率はカボベルデ戦の22.9%で、全国の3900万人が視聴したことになると紹介。国際バスケットボール連盟(FIBA)から、「沖縄アリーナはフィリピンのメイン会場よりコンパクトだったが運営面で素晴らしかった」との評価を得たことを報告した。県が開催地支援協議会の事務局として大会運営をサポートしたことも感謝した。

 玉城知事は「今年5月の琉球ゴールデンキングスの優勝から始まり、W杯の成功につながって沖縄としては感謝しかない。沖縄の子どもたちが世界の選手を目の当たりにして、世界は自分たちと近い場所にあると感じたのではないか」と述べ、感謝を示した。

 三屋会長は「沖縄の方々がW杯を開催してくれてよかったと言ってくれることがうれしい。今後とも沖縄のバスケの発展に協力したい」と話した。 (梅田正覚)