オスプレイは開発段階からトラブルが絶えず、安全性を懸念する声が多い中、2012年10月に県内配備された。配備後の13年6月に米海兵隊のMV22がアメリカのノースカロライナ州で訓練中に火災が発生し大破する事故があった。
この事故以降も、オスプレイは国内外問わず死亡事故などの重大事故やトラブルを繰り返している。
近年では22年3月にノルウェーで米海兵隊のMV22が墜落、4人が死亡する事故が発生した。同年6月には米カリフォルニア州南部の砂漠で同型機体が墜落、5人が死亡した。今年8月にはオーストラリア北部ダーウィン沖にあるメルビル島で訓練中の機体が墜落し、3人が死亡した。
9月14日から10月19日の約1カ月の間には、普天間所属のオスプレイが国内の飛行場に緊急着陸する事案が4件発生しており、トラブルが相次いでいる。
(與那原采恵)
話題のニュース特集
米軍の犯罪抑止の新協議体「フォーラム」、11月中旬に意見交換 沖縄 …
相次ぐ米兵性的暴行事件を受け、在日米軍司令官が提案した、米軍人などによる犯罪抑止に向けて在日米軍や日本政府、県などが協議する新たな枠組み「フォーラム」について …