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辺野古の代執行 「玉城県政支持」 連合沖縄、新春の集い


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辺野古の代執行 「玉城県政支持」 連合沖縄、新春の集い 連合沖縄の新春の集いで飛躍の年にしようと決意を新たにする関係者ら=4日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル
この記事を書いた人 Avatar photo 謝花 史哲

 連合沖縄は4日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで新春の集いを開いた。新春の集いには政治家や労組関係者ら約180人が参加した。

 仲宗根哲会長はあいさつで、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題を巡る代執行訴訟に触れ「本質は地方自治と民主主義にある」と指摘し「県民の民意こそ公益と貫いた玉城県政を支持する。本当にただされるべきは、それさえもゆがめてしまう政府と司法ではないか」などと訴え、6月の県議選に向けて取り組み強化を誓った。

 県内の労働環境については、昨年は高水準の賃上げがありながらも物価高などで暮らしの底上げにはつながっていないとし、持続的な賃上げ実現へ価格転嫁や価格交渉などを強く訴え「全ての労働者の底上げ、底支え、格差是正へ一体となって取り組んでいこう」と呼びかけた。

 一方、自治労県本部の執行委員長で連合沖縄副会長の男性(60)が道交法違反(酒気帯び運転)で県警に摘発されたことに「本人と話をし、二度と起こさないと、再発防止に努めることを申し上げたい」と述べた。

 (謝花史哲)