沖縄で全国初の「私立夜間中学」が4月に開校 珊瑚舎スコーレ 県が正式認可、公的な学歴に 「やっと始まる」喜びの声


沖縄で全国初の「私立夜間中学」が4月に開校 珊瑚舎スコーレ 県が正式認可、公的な学歴に 「やっと始まる」喜びの声 珊瑚舎スコーレ夜間中学校の授業風景=2022年9月、南城市
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 学校法人雙星舎(そうせいしゃ)(南城市・星野人史理事長)が、私立夜間中学校「珊瑚舎スコーレ東表(あがりおもて)中」を4月1日に開校することが26日、分かった。私立の夜間中学校としては全国で初の開校となる。

 雙星舎が県に提出していた認可申請書が25日に認められ、通知を受け取った。 

珊瑚舎スコーレは2004年からNPO法人が自主夜間中学を運営している。学校法人として中学卒業認定ができるようになり、学齢期を過ぎた義務教育未修了者らが学び直し、公的な卒業証書を受け取れる。

 雙星舎は2023年11月末までに認可申請書を県に提出した。県は、24年3月7日に開かれた県私立学校審議会での意見を踏まえて、開校を正式に認めた。通知は25日付。

 東表中学校は南城市佐敷に設置し、学費は無償。平日午後5時半から授業を行う。教科は国語や数学などの9教科に加え、うちなーぐちや三線を学ぶ総合科目がある。募集定員は7人のところ、26日現在、40~70代の計3人が入学を希望しているという。さらに、私立中学校の授業をサテライトで受けられる「市町村教室」の開校も計画している。

 卒業認定できる夜間中の必要性を訴えてきた星野理事長は「やっと始まる。正式に卒業証書を渡せる学びの場をスタートできる」と喜びを語った。

(高橋夏帆)