【宮古島】来年1月19日投開票の宮古島市長選で、前副市長の嘉数登氏(61)が8日、市内で会見し立候補すると表明した。「豊かで明るい宮古島市を目指し『市民を真ん中に、市民とともに』をモットーに全身全霊で取り組む」と強調し、出生率低下の解決が政策の一丁目一番地になるとした。
市長選には、嘉数氏のほか、前県議の國仲昌二氏(63)と市議の前里光健氏(42)、元県職員の下地明和氏(67)、建築会社経営の豊見山徹氏(64)の5人が出馬表明している。現職の座喜味一幸市長(74)は進退を明らかにしていない。
嘉数登氏(かかず・のぼる) 1963年8月28日生まれ、宮古島市城辺出身。日本福祉大卒。89年に県庁入庁。2019年に商工労働部長、22年に知事公室長に就任した。23年4月から24年10月末まで同市副市長を務めた。
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