「沖縄用語辞典」の記事一覧

　鱗翅目アゲハチョウ科。前翅長約６センチ。翅は黒色の地にメタリックな青色、または緑色。山地の谷ぞいや集落でみかける。雄はしばしば集団で川べり、湿地で吸水する。幼 ...

　１８７９～１９４６（明治１２．１０．２０～昭和２１．１．３０）　思想家。マルクス主義経済学者。山口県生まれ。『貧乏物語』で文明社会の貧困を追及。１９１１年沖縄 ...

　沖縄官公庁労働組合の略称。１９５８年、８組合からなる沖縄官公庁労組協議会が誕生、６２年単一組織化された。復帰協結成に際しては、沖縄教職員会、沖青協とともに世話 ...

　方言名イシミーバイ。ハタ科の魚。サンゴ礁の発達した沖縄で、もっともポピュラーな魚。全長２０～３０センチで、魚体にくまなくみられる黒褐色の斑紋が特徴。産卵期には ...

　下地町川満に所在する御嶽。『宮古島御嶽由来記』（１７０７年）や『琉球国由来記』にも記録されている。祭神を真種子若按司といい、浦島ノ神であるとしている。ここで行 ...

　ナス科の常緑低木。ブラジル原産。花はラッパ型、白色で大きく、下向きに多数垂れ下がって咲き、芳香がある。年中断続的に開花する。性質が強く生育旺盛で、枝から容易に ...

　復帰前、米軍人・軍属の乗用車は、〈キーストーン・オブ・ザ・パシフィック（太平洋のかなめ石）〉と書かれた黄色のナンバー・プレートを付けていた。黄ナンバー絡みの交 ...

　１９０５．１２．２３～１９８５．１２．１３　第３代琉球列島高等弁務官（１９６１．２～６４．８）、米国陸軍中将（退役時）。米アーカンソー州生まれ。絶対的権限を背 ...

　明治政府の対沖縄政策の基調。時期は廃藩置県（１８７９年）から土地整理（１９０３年）まで。琉球処分による県内の不平士族対策や対中国関係などのため、土地制度、租税 ...

　沖縄本島南部の玉城村前川に開口する鍾乳洞。全長約５０００メートル。１６００メートルの主洞に８本の支洞が横に分かれている。日本を代表する鍾乳洞。１９７２年に玉泉 ...

　１９３８～１９７６（昭和１３．７．５～５１．２．２６）　脚本家。南風原町出身。円谷プロ制作『ウルトラＱ』『ウルトラマン』『セブン』の企画の中心人物、ウルトラマ ...

　八重山民謡。越ぬ頂は新城島上地の地名。島の各地の小高い丘から生活風土を眺め謡ったもの。布を晒（さら）す女性、蛸をとる男性、悋気（りんき）な女性、女性の下裳に見 ...

　久米島の北西海岸に突出する独立丘の要害。南東側に大手の城門を構え、安山岩と琉球石灰岩の城壁を有する。仲地にやの選地、真たふつ按司の築城。伊敷索按司の二男真仁古 ...

　カエデ科の常緑高木。琉球列島の固有種。おもに石灰岩地域の森林内に自生する。方言名はマミク。カエデのなかまだが葉はクスノキを思わせる。庭木、街路樹、盆栽用として ...

　クバの葉で作った団扇（うちわ）。クバは学術名をビロウといい、その葉を乾燥させて、扇型や円型に切って作る。クバは神木とされ、神事において用いられることがあるほか ...

　琉球王府時代から続く久米島の二つの行政区である具志川と仲里両村が２００２年４月、対等合併してできた。選挙の結果、初代町長に高里久三。県内では沖縄市以来２８年ぶ ...

→タカサゴ 『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込) ...

　サギ科の留鳥。全長６２．５センチの中型のサギ。全身が黒色と白色の２つのタイプがある。南方になるほど白色型が多く、両方が見られるのは琉球列島以南。比較的に足が短 ...

　琉球古典音楽の楽譜。クルルンシー（工６４）ともいう。屋嘉比工工四に初まり、知念工工４、１８６９年に野村工工４、１９１２年に安冨祖流工工四ができた。３５年～４１ ...

　沖縄県経済農業協同組合連合会。県内の農協によって、１９５１年１０月に琉球農業協同組合連合会（農連）として設立、７１年に経済連となる。名護市に農産加工場を持つ。 ...

　生没年未詳　１５世紀中ごろから１６世紀初期の西表島の英雄。石垣島の加那按司を討伐し、石垣村の長田大主と盟約を結んだ。オヤケ・アカハチの乱後は琉球王国支配のもと ...

　日米地位協定の見直しと基地の整理縮小を問う全国でも初めての県単位での住民投票。１９９６年９月８日に県内５３市町村で行われた。賛成票が８９．０９％、反対票が８． ...

　キントラノオ科の常緑つる性植物。沖縄から熱帯アジア、オーストラリアまで分布する。葉は卵円形で厚みと光沢があり、鮮黄色の小花が集まって咲き、冬季以外はいつでも開 ...