「沖縄用語辞典」の記事一覧

　沖縄県内在住の米軍人のこと。「良き隣人政策」として在沖米軍当局は、米兵による事件・事故の防止を目指し、地域社会との友好な関係づくりのため兵士教育を徹底している ...

　八重山古典民謡の節歌の一つ。１７７１（明和８）年に八重山、宮古を襲った明和の大津波は多大な被害をもたらし、住民を疲労させたが、その際善政をしいた与那覇親雲上朝 ...

→沖大東島 『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込) ...

　避暑、静養、保養のために利用されるホテル。明確なリゾート型としての定義はないが、県内では恩納村などの西海岸、離島などを中心に約４０のリゾートホテルが稼働してい ...

　方言名オーナジャー【沖】、オーナギ【奄】。ナミヘビ科の中形ヘビで体長０．６～１．１メートル。トカラ列島、奄美・沖縄諸島に分布する。体色は灰黄褐色か褐色がかった ...

　ガラスはエジプト周辺で紀元前１７００年には既にあり、日本では弥生時代の遺跡からガラス璧（へき）が出土している。沖縄では明治より戦前までランプのホヤや薬瓶などの ...

　カキノキ科の常緑高木。沖縄以南～熱帯アジアに分布し、山地に自生する。別名ヤエヤマコクタン、ゾウゲボク。方言名はクルチ、キダキ（八重山）、フォキダ（宮古）。材は ...

　琉球列島に分布する第四紀更新世石灰岩の大部分についての名称。分布北限は、宝島・喜界島で、それ以南の琉球列島のほとんどの島々に分布する。更新世にサンゴ礁を形成し ...

　１９５０（昭和２５）年創業の県内最大のバス会社。９４年に会社整理を那覇地裁に申請、翌年開始決定を受けた。２００１年現在、資本金１億６０１２万円、売上高５４億１ ...

　恩納村多幸山のふもとにある、古い民家を県内各地から集めて再現した民俗村。大小７つの家とサーター屋（砂糖製造小屋）、上り窯などがあり、家屋の配置や内部構造などか ...

　首里城の瑞泉門近くにある龍樋（湧水）を賛えた歴代冊封使の碑。龍樋の周囲に建立されていた。碑文は徐葆光の「中山第一」がよく知られているが、ほかにも「飛泉漱玉」「 ...

　ナス科のつる性植物。熱帯アメリカ原産。葉は羽状に深く切れ込む。花は多数集まって、垂れ下がり青紫色。赤い球形の果実ができる。観賞用として植えられ、フェンスなどの ...

　絹・苧麻・芭蕉を原料にした極上の織物。王家、貴族、士族以上の人たちが夏物に着用。緯糸数本を平織組織に構成し、経色糸の一部をからませ透き目ができるように捩組織に ...

　屋久島と奄美諸島との間のトカラ海峡に東西に引かれた、東洋亜区と旧北区亜区とを分ける生物地理学上の境界線。この線は、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、陸産貝類、淡水 ...

　シギ科の旅鳥、全長３５センチ。くちばしは少し上にそり足は緑色で長い。体の上面は灰色で黒い軸斑と白い羽縁がある。県内には冬鳥として飛来し、数は少ないが、各地の水 ...

　高級神女三十三君の一職名で、ノロ（祝女）の上位に置かれた。〈あおり〉は〈煽り〉に由来。煽りは霊力（セヂ）を広げる意味もあるようだが、また貴人が用いるアフリ（涼 ...

　方言名アカミーバイ。ハタ科の魚でサンゴ礁域にすみ、体長６０センチに達する。体色は赤、だいだい、うす茶色などで尾びれがまるい。魚類や甲殻類を餌にし、肉は美味。は ...

　那覇市の北西約６０キロの東シナ海上にある。半円形の平坦な琉球石灰岩の島で、粟国村を構成する。周囲１２．１７キロ、面積７．６２平方キロ。〈アワグニ〉とも呼ばれた ...

　鱗翅目セセリチョウ科。１９６２年、発見者の朝比奈正二郎の名をとって命名された。体長２．３センチ内外。石垣島の於茂登岳、西表島の御座岳と古見岳などに限り分布。幼 ...

　国頭村安田で旧暦７月初亥の日に行われる。男達が集落の背後の山に登り、かずらや木の葉を身にまとい、下山する。集落入口で女達から酒の献杯を受け集落内の災厄を払う。 ...

　１９０３～２００１（明治３６．１．２５～平成１３．１．１３）　琉球舞踊の継承発展に尽力。那覇市首里出身。元阿波連本流啓扇会家元。主な創作に「築城」「郷土子守歌 ...

　１９６４年６月、奄美大島笠利町にオープンした空港。８８年７月、新たにサンゴ礁を埋め立てて２１２０メートルの滑走路を整備、中型ジェット機の就航が可能になった。羽 ...

　宮古の歌謡の一つ。美しいことば、綾なる文言の意。アーグといい、長アーグ、クイチャーアーグ、トーガニアーグ等がある。英雄を讃美したもの、機織り、航海安全、五穀豊 ...