怪獣の足!? 正体は巨大なスズメバチの巣 全長120センチ、駆除作業員「こんな大きな巣は初めて」 沖縄・大宜味


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スズメバチの巣を駆除した担当職員の志良堂寛太さん=13日、大宜味村喜如嘉

 「まるで怪獣の足」。大宜味村喜如嘉の空き家で13日、全長120センチの巨大スズメバチの巣が発見された。

 空き家の草刈りを依頼された区民が、作業に入ろうとしたところ数匹のスズメバチに気づき、区長へ連絡。巣は、倉庫に立て掛けていた草刈り機に布のようにかかっていた。その大きさに驚いた区長はすぐに村役場建設環境課へ駆除を依頼。巣は草刈り機の飛散防護カバーからハンドル近くまで達し、底の部分が出入り口の釣り鐘状で、全長120センチまでになっていた。

 駆除をした建設環境課の志良堂寛太さん(37)は「村民から依頼を受け駆除作業をしている。スズメバチの巣は昨年から約170件の依頼があったがこんなに大きい巣は初めてだ」と驚いていた。
 (安里郁江通信員)


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