6歳、オオウナギ釣った!自身と同じ全長120センチ 母と力合わせ30分の引き合い 沖縄・渡嘉敷


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釣り上げたオオウナギに笑顔を見せる山田航雅ちゃん=1月29日、渡嘉敷河川沿い(山田由里子さん提供)

 【渡嘉敷】村立渡嘉敷幼稚園の山田航雅(こうが)ちゃん(6)が1月29日、渡嘉敷川上流の浅瀬で全長約1メートル20センチ、重さ約3キロのオオウナギを釣り上げた。釣り好きの航雅ちゃんは、冬場は海釣りに行けないので川釣りに挑戦。ウナギ狙いで8号テグスにタマン用の釣り針を付けて仕掛けを作り、餌は川エビを捕まえ、27日の夕方にテグスを投げ込み近くの木に結んで固定した。

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 29日の夕方、仕掛けた場所に戻って確認してみると、テグスが直線に伸びており、引っ張ってもびくともしない。母親の由里子さん(43)に応援を求め、2人でテグスを精いっぱい引いた。約30分間の引き合いの格闘の末、上がってきたのは初めて見るオオウナギだった。身長120センチの航雅ちゃんは自分と同じぐらいの獲物にびっくりし、歓声を上げて大喜びした。

 「こんなでかいウナギが釣れるとは思わなかった。次はもっと大きなウナギを釣り上げたい」と小さな釣り師は意気込んだ。島の河川に住むオオウナギは以前にも1~2月ごろの寒波の時季に浅瀬で目撃されている。
 (米田英明通信員)


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