身近なことから 地球にやさしく【5月30日は「ごみゼロ」の日特集PR】


身近なことから 地球にやさしく【5月30日は「ごみゼロ」の日特集PR】
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 5月30日は「ごみゼロの日」です。1970年代に「ごみを拾うことで捨てない心を育む」ことを目的にした市民運動から広がり、今では「サステナブル(持続可能)」な社会を考えるキーワードとして、さまざまな取り組みが行われています。今回は記念日を機に「何から始めたらいいの?」「自分にできることはある?」という方のヒントになる事例を紹介します。ごみを拾う・片づける、フードロスを減らす、愛用品をリユース(再利用)する、植樹で環境を美しく…。身近なことから始める・続けることで、地球にやさしいサステナブルな暮らしが実現できますよ。

(企画・制作 琉球新報社統合広告事業局)

事例紹介

公益財団法人
イオン環境財団

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買取店わかば
サンエー大湾シティ店/西原シティ店

意外な値がつくことも
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西日本高速道路
総合サービス沖縄

【社会貢献へ活動継続】
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日本たばこ産業(JT)
沖縄支社

【地域と連携 ごみ可視化
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沖縄のごみ事情

○排出量、やや増加傾向○
 沖縄県環境部環境整備課がまとめた「廃棄物対策の概要(2024年3月版)」によると、一般廃棄物(ごみ)とは、家庭から出るごみと事業活動に伴って発生するごみのうちの産業廃棄物以外をいいます。

 2021年度、県内で出されたごみの総量は47万7039トン。1日当たり1307トンです。数字が大きいので県民一人が1日に出すごみの量に換算してみると881グラムを毎日、毎日、出していることになります。

 一人1日当たり排出量の全国平均は減る傾向に、沖縄県はやや増加傾向にあります。

出典:沖縄県「廃棄物対策の概要」(2024年3月版)

○リサイクル率は15%○
 収集されたごみの総処理量は47万5410トンで、その内、39万5644トン(83.2%)が焼却施設で直接焼却されています。直接最終処分(減
量化・資源化できず埋め立てなどを行う)は2664トン(0.6%)になります。

 直接資源化(収集後に再生業者へ引き渡されるごみ)は1万8664トン(3.9%)、その他5万8438トン(12.3%)が焼却以外の中間処理施設で処理されています。総資源化量は7万4913トン(リサイクル率15.8%)です。

 リサイクル率は全国平均が20%前後で推移しているのに対し、沖縄県は15%前後にとどまっており、リサイクルをさらに進めていくことが求められています。

出典:沖縄県「廃棄物対策の概要」(2024年3月版)