移動はもっぱら車で、という人も多い沖縄。特に子どもと一緒だと、荷物も増えるし、おトイレのこともあるし…公共の乗り物は避けがちですよね。でも、バスで目的地に行くことで、行く道中も楽しめ、公共のマナーも実体験の中から学べて、子どもともゆったり向き合えます。えくぼママが那覇空港まで路線バスの旅を体験しました♪
路線バスに乗る時は時刻表のチェックは必須。事前に公式ホームページや専用アプリなどでチェックしていきましょう。
トイレを済ませ、待ちすぎることないよう5~10分前にバス停に着くようにするのがベター。日陰がないところもあるので帽子など暑さ対策も忘れずに。車内は飲食がNGなので、乗車前に水分補給もお忘れなく。
- トイレは事前に済ませておこう
- 日除け、暑さ対策を
- 水分補給も忘れずに
- 待ちすぎないよう時間を計算しよう
乗る時には整理券を取ります。子どもに整理券を取ってもらった場合、無くさないように注意して。座席が空いている時は、安全のため座りましょう。なお、運賃は5歳までの幼児は大人1人につき、1人まで無料です(日によって変動あり)。
- 乗りたいバスが来たら運転手さんにしっかり意思表示
- 降りる人が優先です
- 整理券は無くさないように大切に保管
- 座席は中央付近が揺れが少ないのでオススメ
座る場所が決まったら、子どもが飽きてしまわないように、景色を見たり、懐かしの指相撲などのゲームをしたりして工夫しましょう。ただし、盛り上がって大きな声になりすぎないように。
バスの座席は子どもの足が床に付かず、どうしてもブラブラしてしまいます。前の座席を蹴ってしまわないよう注意! みんなが気持ちよく乗れることも、公共交通の大切なマナーですね。
- しりとりや手指を使ったゲームなどがオススメ
- 景色を見ながら同じ色の車を数えたり、働く車を探したりしてみよう
- 小さな子には、音のうるさくないお気に入りのおもちゃがあるといいかも
- 声の大きさなど、周りの人への配慮も大切
車内には、停車するバス停が確認できるモニターなどがあります。あといくつ目のバス停で降りるか子どもに伝えながら、降りたいバス停の名前が呼ばれたら、降車ボタンを押しましょう。
停車する時は揺れるので、席を立つのは焦らず停まってから。支払いのための両替なども停車後で大丈夫。
- 降車ボタンを押すのは、車内アナウンスが流れたら
- 座席を立つのは、完全に停車してから
- 両替もOKICAへのチャージも、降りる時にしましょう(千円札まで可能。沖縄バスは二千円札まで)
- 運転手さんにお礼も言えたらすてき
那覇空港4階ビュースポットでは、室内から飛行機が見られる場所や、3階チェックインロビーには、両サイド滑走路側に見学者デッキがあります(現在ANA側は工事中のため、JAL側のみ。出入り口は、A&Wの店舗奥)。
1階到着ロビーには沖縄美ら海水族館で見られる魚達が泳ぐ大きな水槽も。ANA側では大きめの魚、JAL側では小さめの魚を見ることができます。コインを入れて遊べる乗り物遊具もあり、子どもが楽しめるものがいっぱい。
大人は空港限定のお土産をチェックしたり、カフェでまったりするのはいかがでしょうか。
バスの絵本と手遊び歌
バス旅をもっと楽しめるように、親子で楽しめる絵本や手遊び歌を紹介します♪
事前に読んだり、歌ったりすると気分も盛り上がるのでオススメです。
「ピン・ポン・バス」
作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる
出版社: 偕成社
駅前を出発したバスが色々な停留所に停まります。同シリーズで「うみへいくピン・ポン・バス」もあります。
「おべんとうバス」
作・絵: 真珠 まりこ
出版社: ひさかたチャイルド
次々にお弁当の定番おかず達がお客さんとして乗り込みます。最後はもちろん「いただきまーす!」
・「バスごっこ」 作詞:香山美子 作曲:湯山昭
・「バスにのって」 作詞作曲:谷口國博
・「おべんとバス」 作詞作曲:阿部直美
- 1歳未満:無賃
- 1歳~5歳:同伴者1人につき1人まで無賃(二人目からは小児運賃)
- 6歳以上~小学生:小児運賃
- 中学生以上:大人運賃
※日曜・祝日に限り、大人(中学生以上)1人 につき小学生以下の子ども3名まで無料!(日祝ファミリー割引)
ベビーカーはどうすべき?
・一部の車両ではそのまま乗車して固定することができます。
・上記以外の車両では折り畳んで手荷物として乗車しましょう。
キッズバイクや三輪車は?
・カバー袋などに入れて手荷物として乗車しましょう。
緊急車に注意!
・止むを得ず急ブレーキをかける場合もありますので、走行中の席の移動やシートに立ち上がることはおやめください。
旅を終えて~えくぼママの感想~
家にあるバスの絵本やバスの手遊び歌などで遊んでいたわが子。実際にバスに乗る日を楽しみにしていました。他の人もたくさん乗る公共のものなので「バスでは1のボリューム(小さな声)でお話しようね」など事前にお約束事もして、乗車しました。
バスは車よりも目線が高いので普段とは違う視点で景色を見られることが楽しかったようです。国際通りを通る路線ではシーサーの数を数えてみたり、バスがギリギリで通過するところも楽しめました。そして、普段自分が運転していると会話はしていても、常に前を見ている状態なので、ゆっくり目を見て子どもと話せるのも良かったです。
「子どもと一緒だと大変かな…」と思い込まず、移動自体も楽しめる。そんなバス旅オススメです! 次はビーチに行きたいな~。
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(2018年9月19日 週刊レキオ掲載)