沖縄コロナ過去最多439人 20代だけで144人 人口比130人超「集まる所に必ず陽性者」(8月1日朝)


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 沖縄県は31日、10歳未満から90歳以上までの439人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染者が400人を超えるのは初めてで、過去最多を更新した。20代の感染者が144人で最多。直近1週間の新規感染者数も2239人で過去最多を更新した。人口10万人当たりの新規感染者数は130・17人となり、再び全国最悪となった。うるま市の医療機関でのクラスター(感染者集団)は感染が収束しておらず、30日時点で感染者は140人に上っている。

 うるま市の医療機関でのクラスターは7月19日~30日にかけて患者129人、職員11人の140人の感染が確認され、このうち患者4人が死亡した。

 31日の新規感染者439人のうち、約6割の推定感染経路が不明。残り約4割の確定した例では、多い順に家庭内93人、友人・知人29人、職場内25人、飲食20人など。県によると、飲食20人の中には、披露宴のような所で大勢が集まる中で感染したケースも出ているという。県の糸数公医療技監は「披露宴のように大勢が集まる所には陽性者も必ずいると思ってマスクは外さないなど感染対策を取ってほしい」と呼び掛けた。

 30日までの直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は2位の東京の125・33人を抜いて全国最多となった。

 県によると、学校PCR検査事業での陽性者は今週(24~30日)28人となり、前週(17~23日)の5人の5・6倍となった。糸数技監は、学校で感染が広がっている可能性も指摘した。 米軍関係は嘉手納基地1人、キャンプ・ハンセン1人の計2人で累計は1637人となった。


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