<金口木舌>キンプリ脱退劇から考える強い組織


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深夜の速報にファンだけでなく多くの人が驚いただろう。人気アイドルグループKing&Prince(キンプリ)の3人がグループ脱退を発表した

▼デビュー時からのグループの目標でもある海外進出を希望する3人と残る2人で活動方針に違いが生じたという。脱退する平野紫耀さんは「海外を目指すには遅すぎる」「目標を見失った」と語った
▼4年目以降の若手・中堅社員の離職について、リクルートマネジメントソリューションズの調査によると、仕事や会社への貢献度の高い人材の離職理由で最も多かったのは「仕事の領域を広げたい」だった
▼次世代エースが抜ける―。キンプリ3人の脱退劇のようなことは、日本中の組織で起きているのかもしれない。経営の神様と言われるドラッカーは「組織は自らが変革機関とならねばならない」と説いた
▼市場や経済は常に変化している。変化を後追いするのではなく、自ら変化を起こせる組織こそが強い。そんな組織にはきっと挑戦する若手・中堅、それを後押しするマネジメント層がいる。


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