不動産開発の日建ハウジンググループ(那覇市、眞保榮秀一社長)が宮古島市で展開するヴィラタイプのホテル「フェリスヴィラスイート伊良部島・佐和田」がこのほど、業界専門誌「週刊ホテルレストラン」の「客室売上効率から見た日本のベスト100ホテル」の客室単価と客室売上高の2部門で1位となった。
同ホテルは1日1室当たりの実質客室単価(ADR)が8万3023円、同客室売上高(RevPAR)が6万4758円で、高価格帯の客室単価だが、稼働率は78%で安定的な売り上げとなっている。
「フェリスヴィラスイート」は県内に4施設展開する別荘スタイルのヴィラ。全室に本格的なキッチンや家電、温水式のプライベートプールやジャグジーを備える。
また、同2部門でフェリスヴィラスイート宮古島・上野(宮古島市)が2位、フェリスヴィラスイート古宇利島ビュー(名護市)が3位となった。
眞保榮社長は「同シリーズは特に立地や設備にこだわって開発している。これからも県内デベロッパーとして尽力する」と喜びを語った。
調査は7月下旬~9月上旬にかけて、国内約3千のホテルを対象に実施した。
(與那覇智早)