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沖縄の果物や黒糖を活用し“チョコ”発売 ウガンダ産カカオ使用、産業創出も目指す ローカルランド社


沖縄の果物や黒糖を活用し“チョコ”発売 ウガンダ産カカオ使用、産業創出も目指す ローカルランド社 新作発表会で振る舞われた新作チョコレート=11月27日、那覇市のメカルガーデン
この記事を書いた人 Avatar photo 普天間 伊織

 大宜味村、国頭村などの地域特産品を活用したチョコレートの製造・販売、カカオ栽培などを手掛けるローカルランドスケープ(大宜味村)が海外産カカオを組み合わせたチョコレート「OKINAWA CACAO(オキナワカカオ)」の新商品を開発した。

 新商品はウガンダ産カカオ豆とバニラに沖縄の果物を組み合わせた「県産パインとウガンダバニラのチョコレート」や、ウガンダ産カカオと県産黒糖を合わせた「カカオ黒糖」など。今年5月にウガンダへ社員を派遣し、現地で厳選したカカオ豆などを用いている。

オキナワカカオの商品を紹介するローカルランドスケープの川合径社長(右)と松本真乃さん

 11月に那覇市内で開催した発表会で川合径社長は「沖縄には魅力的な素材が多くあるだけでなく、カカオ栽培にも適しており、チョコレート作りに大きな可能性を感じている」と意気込みを語った。

 同社はシークヮーサーやスイカ、イチゴ、カラキなどの県産素材を使用したチョコレートの製造・販売を通して、沖縄の新たな産業創出を目指している。 

(普天間伊織)