3両化による輸送力増強に取り組む沖縄都市モノレール(ゆいレール、渡慶次道俊社長)の新車両が8日、那覇港に到着し船から陸揚げされた。同社は昨年8月に開業20年を迎え、3両編成車両の運行を開始している。
3両化車両は現在2編成あり、今回陸揚げされたのは3編成目。本年度中に4編成となる予定。
那覇港ではこの日、午前から大型クレーンで1車両ずつ持ち上げられ、トレーラーにけん引されて、ふ頭内に並べられる作業が見られた。
那覇港に陸揚げされた後、夜間に運営基地内に陸送。陸揚げの様子をカメラやスマホで写真に収めようとする愛好者らの姿もあった。
関東から見学に訪れた大学生(23)は「天気が良くて良い写真を撮ることができた。間近で見ることができ、とても楽しめた」と話した。
(慶田城七瀬)