出産や子育てで離職した女性の再就職支援を目的とした「マザーズ合同企業説明会」が26日、那覇市のグッジョブセンターおきなわで開かれた。就職を希望する子育て中の女性約20人が参加した。
トークディスカッションでは、人材採用の支援事業を手掛けるファンシップ(那覇市)の小宮仁至社長が現場の声や雇用事例を紹介し、育児をしながら働くための手法やワークライフバランスについて話した。説明会ではオリックス・ビジネスセンター沖縄、琉球銀行、りゅうせきフロントラインの3社がそれぞれのブースで参加者らに業務内容を説明した。
ハローワーク那覇の平良海渡上席職業指導官は「育児をしながら安心して働ける環境をつくることで企業の人材不足解消にもつながる」と述べた。 (普天間伊織)