南島酒販(西原町、大岩健太郎社長)が県内酒造所と連携して開発した泡盛ブランド「shimmer(シマー)」の3品がアジア最大級の蒸留酒品評会の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2024」の焼酎部門で最高金賞を受賞した。
選出されたのは恩納酒造所の「#19萬座原酒」、池原酒造の「#2白百合」、石川酒造場の「#11甕仕込」。うち「#19」は、ベストオブザベストに輝いた。
TWSCの開催は今年で5回目。同部門に出品された215点の中から、最高金賞に選ばれたのは22点だった。同一ブランドからの最高金賞受賞数はTWSC史上過去最多となった。
20日に県庁で会見した南島酒販の田原宏章執行役員営業本部長は「国内外でも注目される品評会で評価されたことが輸出のきっかけにもなるだろう」と喜んだ。
(與那覇智早)