那覇バス、琉球バスで運賃を誤収受 返金の手続き進める 沖縄


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 那覇バスは9日、1~5日に那覇市内を運行していた6路線で電子決済の定期券利用者から運賃を誤収受していたと発表した。原因はシステム不具合で、定期券利用客からの指摘で発覚した。

 不具合は6日に解消した。対象は系統番号10、25、97、125、333、346番の6路線を那覇市内フリー定期券で利用した客で、同社が対象利用客数などを調査し、対象者への返金手続きを進めている。問い合わせは那覇バス、電話098(851)4517。

 琉球バス交通でも89番糸満線航空隊経由上り(平日2便、土日祝1便)の一部区間で運賃の誤収受があった。対象は4月1日から6月26日の期間に、糸満市の白銀堂前~豊見城市の座安までのいずれかのバス停から乗車し、同市の翁長入口、豊見城南高校前、伊良波いずれかのバス停で降車した利用客。

 4月の運賃改定時に誤った運賃価格のデータを使用したことが原因という。同社も対象者に対し、返金手続きを進めている。 

(当間詩朗)