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海邦銀行、10%超の賃上げ 新人事制度を導入 男性の育休義務化も検討 沖縄


海邦銀行、10%超の賃上げ 新人事制度を導入 男性の育休義務化も検討 沖縄 イメージ
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 沖縄海邦銀行(新城一史頭取)は19日、新人事制度導入と共に、ベアと定昇を含めた行員給与を平均で10・6%引き上げる賃上げを実施したと発表した。2020年以来4年ぶりの賃上げで対象は全行員648人。月額換算すると平均で約3万2千円の賃上げで今月の給与から支給された。嘱託職員に当たる雇員とパートタイマーも10%超の賃上げを決定した。

 海銀によると、行員の能力や資質などで柔軟に役割を担えるよう職種別で分かれていた給与体系を全員総合職扱いする形に改めた。若手行員の人材確保の観点から大卒初任給は、現行から6千円引き上げ21万1千円に改定する。

 また、働き方改革の一環で、1時間単位で取得できる時間給(有給休暇)を新設し、3日間休むことができる中期休暇制度を5日間に拡充した。

 子どもが生まれた男性行員を対象に、1週間から1カ月の育休取得を義務化するパパ育休制度を来年4月から導入する方向で検討している。

 (当間詩朗)