名護の「わんさか大浦パーク」刷新開業 全設備の供用が開始 農産物の直売充実 沖縄


名護の「わんさか大浦パーク」刷新開業 全設備の供用が開始 農産物の直売充実 沖縄 わんさか大浦パークのリニューアルオープン式典でテープカットをする渡具知武豊市長(右から3人目)ら関係者=1日、名護市大浦
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 改修が進められていた名護市の二見以北地域交流拠点施設「わんさか大浦パーク」で1日、全設備の供用が開始し、リニューアルオープン式典が同施設で開かれた=写真。農産物直売所が室内に設置されたほか、大型遊具、トイレ・シャワー室などを完備。地域住民らが手掛けた工芸品の物販コーナーも充実しており、市や地域住民は、東海岸の新たな観光集客施設として期待している。

リニューアルに合わせて新設した遊具=4月25日、名護市大浦のわんさか大浦パーク

 式典で渡具知武豊市長は「(リニューアルによって)持続可能で活力あるコミュニティーの創出と、久志地域の発展に寄与するものだと確信している」とあいさつ。同施設を運営する「わんさか」の深田友樹英(ゆきひで)代表は「新たなつながりや感謝の循環が生まれ、地域の方々が誇れる場所にしたい」と話した。

 施設のリニューアルに当たり、スタッフの人員はこれまでの2倍となる約20人に増員。地域の農産物は年間で約100種類、果物は約40種類が並ぶほか、同施設オリジナルの加工商品も多く取り扱っていく。

(池田哲平)