旧盆(8月16~18日)の供え物に使うバナナやパイナップルなどの入荷がピークを迎えている。那覇市港町の那覇青果物卸商事業協同組合(名嘉重則理事長)は9日、高品質の輸入青果を入荷したと発表した。12日からは県内量販店で売り出しが始まる。
組合によると、本年度はフィリピン産の青物バナナ273トン、パイナップル89トンが入荷。産地で雨量が少なかった影響もあり、バナナは例年並だが、パインは昨年より31トン少なかった。
そのほか、オーストラリア産オレンジ61トン、南アフリカ産グレープフルーツ26トン、ニュージーランド産キウイ24トン、台湾産ゴボウ7・1トンも入荷し、いずれも昨年度より増量した。
組合統括事業部の長松九一郎部長は「高品質の商品をそろえることができた。ぜひ購入いただき、旧盆の時期を楽しんでほしい」と語った。