沖縄コロナのPCR検査体制は1日最大9千件<県議会代表質問詳報>


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 金城勉氏 新型コロナのPCR検査体制や病床確保数は。

 大城玲子保健医療部長 検査協力医療機関は北部33カ所、中部81カ所、南部92カ所、宮古16カ所、八重山7カ所、計229カ所。検査機関は県衛生環境研究所と民間検査機関10カ所の計11カ所。最大検査可能数は1日約9千件となる。病床は那覇南部地域332床、北部地域69床、中部地域192床、宮古地域62床、八重山地域60の計715床を確保している。

 玉城ノブ子氏 コロナ禍の困窮者支援を伺う。

 名渡山晶子子ども生活福祉部長 緊急小口資金等の特例貸付は、7日時点で約10万7000件、約415億円となっている。


飲食向け協力金 申請8296件

 次呂久成崇氏 営業時間短縮や休業要請に伴う協力金の支給状況は。

 嘉数登商工労働部長 飲食店等向け協力金の第6期分は22日時点で申請8296件、支給済みが3546件。第5期分の支給実績は4万9873件、金額は293億4772万円となっている。

 當間盛夫氏 沖縄情報通信センターの状況と課題、今後の活用について。

 嘉数部長 民間や自治体の情報システムやデータを預かるサービスを提供しているが、サーバー設置スペースの約30%の利用にとどまっている。アジア沖縄iDC協議会と連携し、国や自治体、企業等のデータ誘致に取り組む。

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