沖縄総合事務局は30日、沖縄自動車道と北部地域を結ぶ自動車専用道路、国道58号名護東道路の世冨慶インターチェンジ(IC)―数久田ICの区間(2.6キロ)が7月31日に開通すると発表した。2012年完成の伊差川IC―世冨慶IC区間(4.2キロ)とつながり、6.8キロの区間が全面開通することになる。中南部からのアクセスが向上し、北部地域の活性化や名護市街地の渋滞緩和などが期待される。北部国道事務所によると、事業は2001年に着工し、20年をかけて完成することになる。
開通に合わせて数久田ICに隣接する「道の駅」許田前の信号機を廃止。沖縄自動車道許田ICから伊差川ICまでノンストップでの走行が可能となる。許田ICから「道の駅おおぎみ」までの時間は11分短縮の28分になるという。
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