県内で新型コロナウイルスのファイザー社製のワクチン接種後、副反応が疑われた人のうち、6人が死亡したことが14日までに分かった。12日にあった県の新型コロナ感染症対策本部会議で報告された。県は接種と死亡の因果関係は不明としている。
県は6月に副反応の疑い23件のうち、死亡2件、免疫が過剰反応を起こすアナフィラキシーなどの重い症状7件を発表しており、新たに4人の死亡者が追加された。
ファイザー社製ワクチンで副反応が疑われたのはこれまで39件。そのうち、アナフィラキシーや入院事例などを含めた重篤報告者数は15件だった。
モデルナ社製ワクチンの接種による副反応疑いの報告はない。
厚労省には6月27日までに、接種後の死亡が556件報告されている。
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