
【中城】小児がんでまれな「腹膜悪性中皮腫」で闘病中で、東京都の病院で19日に4度目の手術を受け入院していた小学5年生・金城楓空(ふうあ)さん(11)=中城村=が28日、退院した。しばらくは病院近くで滞在して通院し、体力の回復に努める。術後の経過は良好で、毎日のように親友(11)とビデオ電話で交流しているという。
楓空さんを支援する「ふうあの会」が29日、フェイスブックで公表した。楓空さんは「沖縄に帰ったらおそろいの水着を着て海で遊びたい」と楽しみにしているという。
楓空さんの長期入院は、コロナ禍で面会制限があり、ビデオ電話がライフラインになった。好きなアイドルやアニメなどの話をし、大きな心の支えになったという。
▼楓空さん「しゅじゅつは怖いですが、元気になって帰ってきます!」