12日午後9時半ごろ、米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが米軍キャンプ・シュワブ(名護市)とキャンプ・ハンセン(金武町、宜野座村)などにまたがる通称「中部訓練場」と普天間飛行場の間を飛行中に、重さ約4ポンド(約1・8キロ)のパネルを落下させた。
パネルのサイズは14インチ(約35センチ)×18インチ(約45センチ)。13日夕、在京の米国大使館から防衛省に連絡があった。
米軍は日本側に対し、具体的な落下場所は不明とした上で、落下物に有害物質は含まれておらず、人的・物的な被害はないと説明しているという。
通報を受け外務省は遺憾の意と原因究明、再発防止などを申し入れた。また、事案発生から日本政府の連絡まで1日程度を要していることから、速やかな情報提供も求めた。
オスプレイは、落下直後の12日午後10時14分ごろと午後11時半ごろ、普天間飛行場に着陸している。
13日は、2004年に起きた普天間基地所属の沖縄国際大ヘリ墜落事故からちょうど17年。
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