新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しているため、県は17日、県立学校の夏休み終了後から8月末まで、分散登校を実施する方針を発表した。最終学年を除いて生徒の5割減を目標とする。西原、読谷、恩納、伊平屋の4町村は同日、新たに夏休みの延長を決めた。名護市は2学期開始と同時に8日間臨時休校する。
名護市の小中学校は、2学期が始まる24日から31日まで臨時休校とする。
西原町は22日までの小中学校の夏休みを24日まで延長し、1学期後半は25日に開始する。
読谷村は26日までだった中学校の夏休みを31日まで延長。
恩納村は22日までに短縮していた小中学校の夏休みを28日までにする。29日は日曜で、30日はコロナ対応などのため休校し、31日に2学期を開始する。
伊平屋村は25日までだった夏休みを29日までにする。
県教育委員会は18日午前、各県立学校に通知する。最も早い学校で、23日から2学期が始まる。小中学校は県立学校の対応を参考に判断するよう、市町村教委に依頼するとした。玉城デニー知事は17日の会見で、県立学校の夏休みを延長しない理由について「学びの機会を消失させないことも大事だ」と説明した。
★ほかの市町村の状況はこちら→沖縄の小中学校、夏休みいつまで?(随時更新)
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