那覇市、保育の受入を一部職種の子どもに限定 20日から コロナ急増受け


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 那覇市は19日、保育園や認定こども園など市内の就学前教育保育施設で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、保育の対象を一部の職種に就く家庭の子どもらに限定する「特別保育」を20日から31日まで実施すると決めた。認定こども園や認可保育園だけでなく、認可外保育園などについても特別保育の実施を依頼する。

 特別保育の対象は、保護者全員が(1)社会生活を維持する上で事業継続が求められる職種(2)社会福祉サービスなどの職種(3)そのほか、真にやむを得ない事情がある人―のいずれかに該当し、かつ休暇の取得が困難な場合とする。

 23日までは調整期間として柔軟に対応する。休んだ日の保育料などは一部の施設を除いて減免される。通知や対象職種のガイドラインは市のホームページに掲載している。

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