沖縄コロナ280人感染 自宅療養中の80代男性が死亡(8月23日午後)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は23日、新型コロナウイルス患者1人の死亡と280人の新規陽性を確認したと発表した。前週月曜の339人より59人少なくなっている。累計で3万7748人。

 死亡したのは那覇市の80代男性。8月5日に風邪症状で医療機関を受診し、検査で陽性が判明、12日に死亡した。県は宿泊療養施設の利用を勧めたが、本人が「旧盆が近いので自宅にいたい」として、自宅療養を希望したという。男性は高血圧などの基礎疾患があった。

 直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は312.51で全国最多。

 入院・療養など調整中が2499人、宿泊療養中が320人、自宅療養が2699人。病床占有率は83.9%、重症者用の病床占有率は76.3%。

 米軍関係の感染者はは22日に12人、23日に27人の報告があった。累計は1967人(いずれも速報値)。

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