学童と学習塾で24人クラスター 那覇の同一建物内でコロナ感染


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 那覇市は6日、市内の放課後児童クラブと、この児童クラブが同じ建物で運営する学習塾で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。児童クラブと塾は利用者が重なっており、合わせて児童20人、職員4人の感染が確認された。市保健所の助言などを踏まえて8月18日から休所し、9月6日から再開した。

 最初の感染者は8月14日に確認され、27日にクラスターと確認された。

 県内で児童の感染が増えているため、市内の放課後児童クラブは8月23日から9月13日まで、保育対象を一部の職種に就く家庭などに限定した「特別保育」を実施している。

 市担当者は「特別保育によって利用児童数が約3割に減っている。特別保育を続けながら県や学校の感染防止対策と連動させていきたい」と話した。


 

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